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自動車事業部 SPECIAL VEHICLE 特装車製作

ROOTS

失われた作業員の命
無駄にするわけにはいかない

名神高速道路で痛ましい事故が起こりました。交通規制用のコーンを設置していた作業員が車にはねられ命を落としたのです。そのニュースを聞いた新明工業は、自動車づくりに携わる企業としてできることはないか?を熟考し、自動でコーンの設置・回収ができる車両の開発に挑戦。1992年9月に第1号車を納入しました。日本で先駆けとなったこの挑戦が、特装車製作のはじまりだったのです。

Feature

「はたらくクルマ」で
高齢化社会を支えていく

特装車製作は、特殊なニーズに対応する「はたらくクルマ」の開発・製造・カスタマイズを手掛ける事業です。高速道路の規制コーンを撤去する規制コーン自動設置回収車(ロボコーン)、自動車学校で使われる教習車、小型の消防車などを製作。人をサポートするクルマを生み出すことで、高齢化により働き手が減っていく日本の社会問題解決の一助を担います。

REASON

Reason 01

ワンストップ体制

特装車の製作から整備までワンストップで担うことができるため、効率が良く、品質にブレの少ないサービスを提供することができます。

選ばれる3つの理由
Reason 02

ニッチな車両にも対応

水槽車、ドッグカー、サテライトカーなど活躍する場面が限られるニッチな車両の製作依頼にも対応しています。お客様の「あったらいいな」をカタチにできるなら、前例のないご依頼にもご対応します。

選ばれる3つの理由
Reason 03

自動制御システムの開発

自動制御システムをはじめとするソフトウェアの開発にも挑戦中です。ソフトウェア関連のサービスを強化し、さらに幅広いニーズに応えていきます。

選ばれる3つの理由

大型車特装

道路作業車両

規制コーン自動設置回収車
規制コーン自動設置回収車

従来、トラックの荷台から人の手で規制コーンを設置・回収していた危険な作業を機械で全自動化します。

ロボアロー
ロボアロー

矢印板の設置・回収作業を全自動化。作業者を危険から守ります。

清掃車
清掃車

高速道路の落下物を回収、路肩のボルトなど細かい金属片を磁石で回収します。

運搬作業車両

2台積み積載車
2台積み積載車

取り回しが良く、小回りの利く小型のキャリアカーです。

積載車(完成車使用)
積載車(完成車使用)

キズや露見防止のため、箱型に囲える積載装置を積んだキャリアカーです。

タイヤ運搬車
タイヤ運搬車

工場間、工程間を運搬する車両です。現場の搬入出装置と直接積み下ろしが出来る設計になっています。

緊急車両

教習車
小型動力ポンプ付積載車

地方の消防団に向けた小型の消防車です。消火用のポンプの他にも様々な消防の道具を積載可能です。

水槽車
水槽車

200L~1,000Lの水タンクを搭載した中型のポンプ車です。

消防車架装
消防車架装

地方の消防団に向けた小型の消防車です。消火用のポンプの他にも様々な消防の道具を積載可能です。

情報収集車
情報収集車

土砂災害等においてドローンで撮影・計測された情報を収集分析する車両。現場の作業者を支援します。

乗用車特装

教習車

プリウス教習車 / カローラ教習車
プリウス教習車 / カローラ教習車

教習車としてメーカーから販売されていない車両の架装を施しました。(ニーズに合わせた車種選択が可能です。)

教習用タブレット
教習用タブレット

教官用のメーターやインジゲータランプをアプリケーション化しタブレットで表示します。

カスタマイズカー

幼稚園バス
幼稚園バス

ニーズに合わせ、様々な形、色に改造します。

PRカー
PRカー

お客様の商品を効果的に、インパクトのあるPRをするための提案・デザインをします。

ドッグカー
ドッグカー

様々なイベントに適した車両架装です。

ハイエーストラック
ハイエーストラック

リアデッキは天井が無く、仕事道具はもちろん広く高さのあるモノも積載可能です。

輸出車両架装

自動車メーカーの輸出車両の架装業務ではトヨタ生産方式を取り入れた効率的な作業により、月間数千台規模の作業が可能です。

輸出車両架装
輸出車両架装
輸出車両架装

Future

日本では省人化に貢献し
途上国では経済発展を
支えていく

特装車製作は、高齢化が進む日本では省人化を支えつつ、経済発展が見込まれる途上国ではインフラを担っていきます。例えば、冷蔵庫が十分に普及していない国のコールドチェーンを担う車両の開発で国の発展を支えていく構想など、日常生活で見る機会は少なくても、新しい時代をつくるには欠かせない事業です。

レストア

RESTORE

自動車文化の永続を目指して
懐かしのクルマを完全再現

往年の名車「クラシックカー」や古い大衆車「ヒストリックカー」の復元・修復(レストア)を行っています。往年のファンに楽しんでいただきたい想いと、日本の自動車文化を守っていくという使命を胸に、事業を展開中です。独自の技術で再生した自動車は、博物館での展示やテレビドラマへの出演など、各所で数多く活用されています。

レストア実績※画像提供:トヨタ博物館

サービスの流れ

事前診断

まずは事前に原型の調査・診断を行います。もし原型の判別が難しい状況でも、残されているわずかな情報をヒントに、再生への道筋を描きます。

修復作業

診断が終わったらパーツを取り外し、部品単位で復元・修復を進めていきます。どれだけ古い車両でも、長年培ってきた技術で正確な再生を目指します。

再生完了

形状や塗装をはじめとする外観に加え、車両内部の構造やデザインまでを忠実に再現。実際に走行できる状態まで修復し、再生完了です。

RESTORE BLOG 旧車レストアブログ