2022年入社 技術本部
篠田
弘行
1989年入社 技術本部 本部長
河合
康裕
before
これまでの教育
技術の習得や実践経験とは、
無縁の教育体制だった。
2022年までの教育研修は、社会人としての基本的なルールやマナーを学ぶ程度のものでした。技術を習得する機会や現場研修はなく、4月入社の社員が6月には部署に配属されて実務にあたるという流れ。しかしそれでは技術者としての教育を現場のメンバーにゆだねることになるため、身に付く知識や技術が配属先の環境によってバラつきが生まれていたのです。その結果、お客様への提供価値が安定しなかったり、モノづくりに対する熱量がひとによって違う...という状況が続いていました。
AFTER
これからの教育
専門的な技術や知識を、
1年かけてみっちり学ぶ。
研修期間を2ヶ月から1年に伸長しました。基礎的な知識や技術を学ぶ社内研修から、外部講師による専門的な座学研修に、外部教育機関や現場での実践研修まで。設計職として活躍するために必要なノウハウを、1年かけてみっちり習得できるカリキュラムを構築しました。配属先の決定もその研修が終わってから。研修を通して見えてくる得意不得意や適材適所を見極めることで、より力を発揮できる環境を、よりモノづくりに熱くなれる環境を、1人ひとりに用意することを目指しています。
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トヨタの第一線で活躍した、
社内講師による基礎学習。
トヨタ自動車技術部門の第一線で活躍し、現在は新明工業の新入社員教育担当をつとめる篠田弘行(しのだひろゆき)による基礎学習です。 図面の見方や力学などの基礎的な知識や技術を学習していきます。
世界的企業や最先端企業の、
外部講師による専門研修。
世界規模の大手メーカーや、最先端技術を扱う企業の技術者を外部講師として招き、専門的な知識や技術を学びます。センサー、モーター、制御部品など、設備設計に欠かせない要素を網羅的に習得していきます。
外部教育機関への“出張研修”
応用力学の考え方や油圧回路の仕組みなど、実践的な知識や技術を学びます。また生産ラインを知るための工場見学も実施。活躍するための本格的な準備段階です。
1年にわたる研修の総仕上げ。
実践でしか得られない知見を。
設定された課題に対して解決策を構想するところから、開発、設計、製作まで。実務と同じ流れでモノづくりを体験し、その中でしか学べない実践的なノウハウを習得していきます。新卒の即戦力を目指して、研修も最終段階です。
現場で活躍するイメージが湧く。
だからポジティブに学べる。
課題をこなすだけでなく、実際の現場ではどんな要望があるのか、どんなリスクやトラブルが考えられるのかまで教えてくれるので、現場で活躍するイメージができるのが本当に嬉しいです。私は日本に来て3年しか経っておらず、日本語がまだまだ苦手ですが、周りの人が助けてくれるのもとてもありがたいですね。恩返しするためにしっかりと学んで、2年目からしっかりと活躍して、いずれは私と同じ外国人の技術者がもっと活躍できる会社づくりをしていきたいです。
設備事業部 制御設計 S.T
営業職でも、
シンメイの技術を学ぶことができる。
大学時代は文系で、新明工業には技術職ではなく営業職として入社しました。しかし、基本的な知識から、実践的な技術まで一貫して学べる研修を通して、技術への知識を深め、モノづくりの面白さを実感しています。日々、いろんな知識や経験を得ることができているんです。未経験の僕に対しても手厚くサポートしてくれるし、理系出身の同期たちはいつも親身になって協力してくれる。恵まれた環境で学ばせてもらえて、本当に感謝しています。
設備事業部 営業 R.O