4/22に愛知工業大学様の八草キャンパス機械学科実験棟にて、新明工業から教材用の車両とエンジンを寄贈し、寄附贈呈式を開催していただきました。
寄贈した車両は、トヨタ自動車様が1960年代後半に製造した小型乗用車『パブリカ』1台です。パブリカは、もとは「学びに役立てて欲しい」という想いから前オーナー様より新明工業が譲り受けたものです。その車両は、”クルマづくり究めるプロジェクト”という、車の楽しさを学ぶことを目的としたプロジェクトで使用され、参加していた子供たちの手により、1年半かけてレストアが行われてきました。
寄贈したエンジンは、同じパブリカの1967年式のエンジン『2UB型水平対向2気筒』(790CC・強制空冷)1機で、車両と共に機械学科の実習に利用していただきます。
顧問の石川から愛知工業大学 山田英介副学長様へ鍵をお渡ししました。終始和やかな雰囲気で贈呈式は行われて、参加された方々も笑顔でパブリカを迎え入れていただけました。
山田副学長様がパブリカに関する質問をされた際は、石川がエンジンルームの中を示しながら熱心に答えていました。パブリカの仕組みや当時の時代背景なども石川から説明をさせていただきました。
最後は山田副学長様が実際にパブリカに乗車されて、明るく楽しいご様子でキャンパス内を運転していました。
2014年からスタートした子供たちが、車づくりの技を体験しながら車の構造を基礎から学ぶプロジェクトです。自動車関連企業の社員がボランティアで指導員を務め、新明工業からは石川はじめ、複数の社員が参加しています。2024年からは丘KOBAプロジェクトとして始動し、石川も参加しています。
クルマづくり究めるプロジェクトを始めとした地域貢献活動に、これからも新明工業は参加していきます。