前身の会社から数えれば100年近くの歴史がある新明工業。
太平洋戦争、バブル崩壊、リーマンショック、新型コロナウイルス大流行と国を揺るがすような事態に何度もぶつかってきました。
それでも今があるのは、新しい技術を常に追求するモノづくり精神と、自動車産業の発展に貢献するんだというプライドが創業時から受け継がれているからです。
かくいう私もそのスピリットを受け継ぐ1人。
若手の頃は現場で技術を学び、管理職となってからは事業部を立ち上げたり、1990年代後半に他社に先駆けてITの導入を主導したり、グローバルな人材の採用強化など、会社の発展のために力を尽くし、数々の壁を乗り越えてきました。
新明工業は今、新たな壁と向き合っています。
人口減少による車の利用者の減少。
そして、電動化をはじめとする自動車業界の変革です。
もちろん、悲観などしていません。むしろ、新しい時代をどう生き抜こうかとワクワクしているところです。電動化には既存の技術と新しい技術を融合させることで対応し、カーシェアリングの需要にはBtoBに広げることで応えていきます。
コネクテッドカーや自動化の波には、自分たちで新たな技術を取り入れつつも、専門技術のある会社様と濃く連携し立ち向かっていきます。
高い壁であることは間違いありません。
でも、新明工業には乗り越えられるだけの武器がたくさんあります。培ってきたノウハウと、創業時から受け継がれるモノづくり精神で、激動の時代を走り抜きます。