SHINMEI

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設備事業部 Motorized 電動化設備

ROOTS

来たる電動化時代に向けた
若き技術者たちの挑戦

リーマンショックによる不況が続いていた2011年2月。公害問題や低燃費の議論が盛んになり、ガソリン車からハイブリット車へシフトする人が増えていました。時代の変わり目だと読んだ新明工業は電動化に向けた生産設備の開発に挑戦することを決断。環境事業部を新設し社内でプロジェクトメンバーを募ると、若手の技術者をはじめとする多くの有志が集結しました。「電池」「インバーター」「モーター」の開発を中心に彼らが連日汗を流し、電動化設備の礎をつくっていきました。

Feature

電動化が進む自動車産業を
生産設備の開発で支えていく

自動車業界における電動化とは、電気自動車、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、燃料電池車など、モーターを活用したクルマへ主流が移り変わること。新明工業はそれらの自動車の生産設備の開発を手がけることで、新時代の自動車産業発展に貢献していきます。

REASON

Reason 01

トヨタ自動車の技術を踏襲

トヨタ自動車の設備開発部門に自社の技術者を派遣。そこで吸収した電動化に向けた実践的なノウハウが、高いレベルの開発体制を支えています。

選ばれる3つの理由
Reason 02

3D技術をフル活用

3D技術を活用した製品開発を設計から組立まで一貫して行っています。設計には3DCAD、機械加工には3DCAM、組立には3D組立支援ソフトと、用途に合わせた技術を使い分け、高品質な開発とリードタイム短縮を可能にしています。

選ばれる3つの理由
Reason 03

モジュール化された生産設備

新明工業の生産設備は設計段階でモジュール化が進んでおり、部分的なユニット交換だけで新設部へ切り替えることができます。コスト削減やリードタイムの短縮につながる私たちならではの強みです。

選ばれる3つの理由

PRODUCTS

インバーター設備ライン
インバーター設備ライン

ハイブリットカーや電気自動車のモーターを制御するインバータの組立を行うラインです。複数部品の自動供給、組立、製品検査を行うことができます。

水素タンク組付けライン
水素タンク組付けライン

燃料電池車に使用される水素タンクの生産ライン設備です。タンク表面に固着防止剤を塗布、リーク(漏れ)検査、全長寸法測定、封入金具の組付などを行います。

電池組立ライン フタ組付機
電池組立ライン

ハイブリットカーや電気自動車に搭載する、リチウムイオン電池の生産設備です。電池のケースに、集電端子、ガスケット、端子板などを組付・固定します。

FACILITY

加工室・検査室
加工室・検査室

5軸CNC(YBM Vi40 Ver.Ⅱ)
たて型CNCジグボーラー(YBM 950V ver.III)
3次元測定機(門型)

組付室
組付室

クラス(清浄度)10,000のクリーンルーム
※医療施設における手術室やICU(集中治療室)と同等レベル

納入実績

トヨタ自動車株式会社(本社工場・元町工場・上郷工場・三好工場・明知工場・下山工場・衣浦工場・田原工場・貞宝工場)、プライムアースEVエナジー株式会社、 プライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社、 株式会社豊田自動織機、 株式会社デンソー、 アンデン株式会社、 アイシン精機株式会社、 トヨタ車体株式会社、 トヨタ自動車東日本株式会社、 トヨタ自動車九州株式会社、 トヨタ自動車北海道株式会社、日野自動車株式会社、ダイハツ工業株式会社、 株式会社SUBARU、 いすゞ自動車株式会社、 ダイハツ九州株式会社、 株式会社ジェイテクト、 ヤマハ発動機株式会社、 曙ブレーキ工業株式会社(順不同)

Future

部品や設備にとどまらない
電気自動車の生産システム自体を
生み出せる事業を目指していく

新明工業の電動化設備は、電気自動車の生産システムをつくることを目標としています。そのためには部品や設備といったハード面だけでなく、運転支援システムやモバイルデバイスとのシームレスな接続機能といったソフト面の開発技術も必要不可欠です。生産システムをつくることができれば、依頼されたモノだけをつくるフェーズから、自社が電気自動車の生産を主導するフェーズへ突入することができます。技術の向上、設備への投資、人材の採用などあらゆる取り組みを通して、目標の実現へ一歩ずつ近づいていきます。